ぐっすり眠ったのが眠れていないのか、微妙だ。時間的には結構長時間眠ったのだが、常に夢を見ていたような気がする。そして、何度か途中で目が覚めてしまった。普段の規則正しくない生活のせいだろうか。早く直さなくては、バイトが辛くなるだけである。
バイト二日目。今日は昨日よりも楽であった。服をずっと持っていたため腕は疲れたが。午後はほとんど何もしていない。昼過ぎ、日本から届く残りの荷物を待つ。それがなんと計3時間。その間、待っていっただけで何もしなかった。椅子に座ってただボーッとしているだけである。3時間、勝手に飲み物を飲み、食べ物を食べただけで給料が入る。何もせずに、どこにも行けずにただ3時間待つというのも辛いには辛いが、得ではあるだろう。
今日は仕事が終わったのが夜の10時。いつも通りPorta Genova駅で帰りのバスを待っていると、日本人の初老の男性に声をかけられた。夕食後だったらしく、軽く酔っていて、自分のことを色々と話してくる。適当に相槌を打っているうちにバスが来た。その男性も同じバスに乗った。そこで、僕と友人二人と男性が同じ席に座って話が弾み(殆ど男性が話していただけだが)、これからどこかに飲みに行こうと誘われた。70歳でそれが可能なのか不安になったが、その心配はなかった。とにかく元気なのである。Porta Romana近くのドイツビール屋に行って僕たちは夕食を済ませていなかったので何か食べるものと、ビールを頼んだ。飲んでいる間中、その男性の話をずっと聞いていた。3週間ほどこちらにいるらしいが、おそらく話し相手が欲しかったのだろう。それがわかったので、僕たちはずっと聞いていた。
さて、帰ろうということになって会計を頼んだところで問題が起きた。男性の財布がどこにも見あたらないのだ。ごちそうするから飲みに行こうと誘われたのに、財布をなくしてしまったらしい。座った辺りをしらみつぶしに探してみたが見つからず、でもバスの中では確かに持ってはいたので、バスの中に忘れたか、誰かに盗まれたかしたのかもしれない。中にはカードが入っていたらしいが、カード番号はホテルに帰らないとわからないという。運が良かったのは、この時間はどの店もやっていないということだ。使われるお金にも限界があるだろう。男性は、おごると言ったんだからおごる、と言って、ズボンの中から予備のお金を取り出し払ってくれた。それでもやっぱり悪い気がした。さらに男性は別れる時に、最後の最後で不愉快な思いさせて悪かったなどとも言ってくれる。僕たちは全く問題ない。それよりも、残りの滞在大丈夫なのかと気になった。Makotoさんが彼をホテルまで送っていった。明日どうなったのか聞いてみよう。
というか、もう1時半を回ってしまっている。明日は9時45分という微妙な時間から仕事が始まる。早く寝なくては。