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28.12.06
零下
イタリアは30年振りの暖冬らしいが、ここ一週間ほどで漸く街の温度計がマイナスを指し始めた。今朝はマイナス一度。昨日は一日中かなり濃い霧が出ていて美しかった。そういう日に限ってカメラを家に置きっぱなしで後悔することが多い。去年までは毎日フィルムカメラを持ち歩いていたのだが、仕事で写真を撮るようになってからそれを止めてしまった。持ち歩いていた小型Minoxの調子が悪くなったせいもある。毎日毎日取り留めのない日々の写真を撮り溜めるのも良いが、金銭的な問題と、何も考えずにただ撮り続けることへの疑問がふと湧いてきた。仕上がったシートベタを見ると、良いなと思う写真はあるにはある。何十年か撮り溜めればそれなりに質の高い写真集的なものも出来上がるかもしれない。ただ、なんだか最近はそういう気分にもなれず、それよりも、的を絞り、考えに考えてから狙いを定めて撮ることを学ばなければと思い始める。
今年中にスキーは無理そうだが、来年になってから一度は行きたいものだ。誰か企画してくれないかしら。去年の冬、10年振りくらいにスキーに戻ってみた。中学に入ってから、スノボーを始めた。それまでは、父が元々スキーのインストをやっていたこともあり、ずっとスキーだった。中学に入った頃からスノボーが流行りだし(とは言っても両親が新婚旅行でカナダの山に行った時にはすでにスノボーをやっていたというから、日本で流行りだしたのは結構遅いのかも)、僕もその流行に呑まれてスノボーを始めた。スキーよりもかなり危険なスポーツだと思うのだが、それでも10代の頃は楽しく滑っていた。イタリアに来てから雪山に行く回数が激減し、4年程前にこっちの山でスノボー再開。しかし、ほんの少しブランクがあっただけなのに、昔のように滑ることが出来なくなっていた。それも、10代の頃に比べて自分がかなり臆病になっていることに気づいた。どうしても重心が後ろに掛かってしまうのだ。だから、その分転ぶ回数が増え、肉体的な消耗も激しい。去年の冬に遂に音を上げ、スキーに戻ることにしたのだ。10年振りできちんと滑れるかどうか、どう滑るのか覚えているのか不安だったが、さすがに小さな頃に覚えたものは忘れない。長野県人にとっては自転車みたいなものである。スキーとは言っても最近はもうカービングが主流なようで、レンタル屋さんでも昔のような普通のスキーはもう置いていない。昔の真っ直ぐなスキー板に慣れた人間にとってはカービングスキーは子供の玩具みたいなもので、もう自由自在なものである(あくまでもアマチュアレベルでの自由自在)。かなり楽しい。全く転ばない。ジャンプとかし放題。来年も是非。
posted tomoyuki : 28.12.06 09:45