26.04.07
祖母
10日ほど前、父からのメールで、母方の祖母が2月に倒れ、脳内出血で入院している旨を知らされた。90歳という高齢であることもあり、手術に耐えられない、今の状態よりも良くなることはもうないと、病院側から言われたらしい。母に電話して詳しく話を聞くと、まだ意識もあり、痴呆が進んではいるが、こちらを確認することは出来る、しかし夏まではもう持たないかもしれないと、いつものクールな口調だった。母は病院勤めをしており、人間の死というものに対して、耐性のようなものが出来ている。僕が学生だった頃、それに対して違和感を持つことも多くあったが、今の母は、やはり苦しいのだろうと思った。医療関係に就いている者としての、責任や経験の重さを感じる。とりあえず、祖母が亡くなる前に日本に帰ると言って、電話を切った。
そして今朝メールボックスを開くと再び父からメールが来ていて、それを開くまでもなく、半ば無意識的に覚悟を決め、メールを開くと、一行目に、「訃報です。」と書いてあった。
昨日の3時に、最後は呼吸停止で亡くなった。顔は穏やかだった。母と叔母が付き添っていた。と書いてあった。
こんなに早く亡くなってしまうなんて、と、そんなことを考えるのは止めにした。そういう可能性はあったのだし、それは僕も意識していたのだ。
posted tomoyuki : 26.04.07 09:33