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02.02.09

Violino撮影

友人のヴァイオリン職人の作るヴァイオリンを撮影させてもらった。ヴァイオリンというものを撮るのは初めてだったのだが、案の定、バッグや靴を撮るのとは大分勝手が違っていて苦戦した。思いっきりニスが塗ってあるので、反射や映り込みが酷い。こういう時のためにずっと欲しい機材がいくつかあったのだが、やはりそれらを早いうちに買うべきかもしれない。そして、一番難しかったのが木目を綺麗に見せるということだったのだが、ニスのせいか、板の面を見る角度によって、木目の見え方がかなり変わる。今回撮影したのはその友人のBook用だったので、前面、後面、ヘッドの3パターンだったのだが、前面と後面は正確に真正面から撮らなくてはならなかった。しかし、真正面から撮ると、下のほうの木目がほとんど見えなくなってしまった。その友人が好んで使う木が、一般的に使われる木と大分違ったものらしく、もともと木目の入り方がかなり変わっていたせいもある。それでもその友人のアドバイスなんかも聞いて、初めてにしてはなかなか良いものが撮れたと思う。木目に関しては大きな課題として残ったが、これはまた違うヴァイオリンでも試してみたいところである。というか、ヴァイオリンを撮るのは楽しい。ヴァイオリン専門カメラマンというのは世界的にも珍しいらしいので、撮れるようになっておくと一つの武器にはなるのかもしれないが、多分ヴァイオリンを撮影して欲しいというこの友人のような人間はそんなに多くないであろう。大体みんな、直接見せて弾いてもらうからだ。

posted tomoyuki : 02.02.09 11:49